診療科紹介
主な対象疾患
高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全などの心臓に関わる疾患や、大動脈、肺動脈、末梢動脈などの血管に関わる疾患の治療
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高血圧
高血圧は血圧の高い状態が続く病気です。 血圧とは、血管の中を血液が流れる際に、血管の壁にかかる圧力のことです。健康な人の血圧は、収縮期血圧(心臓が縮んで血液を送り出したときの血圧。最大血圧)が140mmHg未満、拡張期血圧(心臓が拡張したときの血圧。最小血圧)が90mmHg未満です。このいずれかが上回っている状態が、高血圧です。
症状
血圧が高いことによる頭痛やめまい、鼻出血などの症状が見られることもあります。
治療
適度な運動、塩分を控えた食事、禁煙、適正体重の維持に心がけ血圧が改善されない場合は降圧剤による管理が必要になります。
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狭心症・心筋梗塞
狭心症とは、心臓に栄養や酸素を送るための血管(冠動脈)が様々な要因で細くなり一時的に心筋が酸素不足に陥って胸の痛みや圧迫感を引き起こす病気。狭心症が進行すると心筋梗塞という冠動脈の血流の完全に途絶えた状態になります。
症状
胸の痛み締め付け・息苦しさ・吐き気・嘔吐などです。 また、1か所にとどまらず、左肩、左腕、顎、歯、背中、腹部などに響くように放散することもあります。胸痛の持続時間が5分以内の場合が85%をしめると言われています。心筋梗塞では、狭心症より強い胸部圧迫感が1時間以上続くことが多いです。
治療
当院では、心電図・心腹超音波・血液検査に加えて心臓CTなどを施行して早期発見・治療に努めています。
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不整脈
不整脈とは、心臓の脈拍が正常とは異なるタイミングで起きるようになった状態のことです。不整脈には、無症状の方から脈が速くなる“頻脈”、脈が遅くなる“徐脈”、予定されていないタイミングで脈が生じる“期外収縮”などさまざまなものがあります。
症状
動悸(脈が速い不整脈に多い)・眼前暗黒感・めまい・息切れ・浮腫など多彩です。
脈が飛ぶタイプ(期外収縮など)に特徴的な症状・脈が飛んだり抜けたりしたような感覚がある、最近では「心房細動」という不整脈が増加しており、脳梗塞や心不全を引き起こすこともありますので、早期発見・治療が大切です。
脈が飛ぶタイプ(期外収縮など)に特徴的な症状・脈が飛んだり抜けたりしたような感覚がある、最近では「心房細動」という不整脈が増加しており、脳梗塞や心不全を引き起こすこともありますので、早期発見・治療が大切です。
治療
抗不整脈薬・抗凝固薬・カテーテル治療など色々な治療方法があります。当院では、ホルター心電図(24時間記録する検査)を常時出来る体制を整えています。
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心臓弁膜症
心臓弁膜症は4つに分かれた心臓の部屋を区切る役割を持つ「弁」に異常が生じて心機能が低下している疾患です。
症状
初期は自覚症状がほとんどありませんが、時間の経過と共に心臓の機能が低下してきて、むくみ・息切れ・動悸などの症状が現れます。
治療
基本は経口内服薬が主体になります。重症度・患者様の年齢や体力などによってさまざまですが、最近ではカテーテル治療の進歩により大きな手術をしなくても治療できるようになっています。
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胃がん
日本では、患者数が10万人と最も多い悪性腫瘍です。早期では、無症状なことが多く健診で見つかることがほとんどです。この段階で治療をが出来れば9割以上は治癒することができます。また、ピロリ菌がいる場合は除菌することで胃がんの発生率を大幅に低下させることができます。
症状
胃がんは、早い段階ではあまり症状がありません。進行すると、体重減少・胃の痛みなどが現れます。また、胃がんからの出血で貧血や黒い便が出る場合もあります。
検査
胃カメラにて、疑わしい場所の細胞を取り病理検査します。鎮静剤を使用する場合は、車での来院はお控えください。
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大腸がん
患者数が悪性腫瘍第2位で最近では若い方からも発見されています。早期では血便などの自覚症状はほとんどないことが多いです。早期で見つかれば5年生存率は95%以上と言われています。近年では、家族歴のある方や生活習慣(運動不足や便秘、肥満、肉嗜好、野菜摂取不足など)との関連も多いと言われています。
症状
無症状の方から、血便・下痢と便秘の繰り返し・お腹が張るなどの違和感などがあります。
検査
大腸CTや大腸カメラのほかに、血液検査にて腫瘍マーカーやCT検査などで総合的に判断します。鎮静剤を使用する場合は、車での来院はお控えください。10㎜以上のポリープでは明らかに癌の可能性も高くなりますので切除をしています。当院では、大腸CTも積極的に施行させていただいておりまして、知多半島で1番の症例数を誇っています。
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肝臓がん・膵がん・肝硬変など
近年肝炎ウイルスの感染からだけでなく、非アルコール性脂肪肝などから肝硬変・肝がんにいたる場合も増えてきています。当院では、最新の医療機器(エコー・CT・MRI)を使用し早期発見に努めています。
胆管がん(MRCP)
肝臓がん(造影CT)
膵臓がん(造影CT)
肝転移(超音波)
症状
気管支に炎症がおこり狭くなっているため息苦しさを感じる。喘息発作の要因に、風邪・寒暖差・たばこの煙・ダニなどがあります。
治療
近年、様々な吸入薬や内服薬が開発され治療効果がかなり良くなってきました。それでもコントロールが難しい方には、4週に1回の注射もあります。
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肺炎
一般外来における急性咳嗽の5%は肺炎によるものです。風邪だと思ったらなかなか良くならず3日・4日と長引くケースでは肺炎になっていることがあります。血液検査(白血球・CRP・プロカルシトニン)・胸部レントゲン・CT検査にて判断可能です。近年は、誤嚥性肺炎やコロナウイルスによる肺炎も増加してきており注意が必要です。
治療
軽症の場合は、内服薬等で通院にて治療可能ですが、重症化の場合は、入院となり原因菌の検査などを行い抗生物質やステロイドなどのの点滴となります。
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)
COPDとは慢性閉塞性肺疾患のことでたばこが主原因で発症します。高齢・男性・喫煙者に多い疾患で呼吸困難を訴える症例は高齢者に多く見られますが心不全との鑑別も重要になります。肺の細胞が破壊され、酸素を取り込めなくなり息苦しくなる病気です。
治療
基本は、禁煙です。吸入薬内服薬で治療を行い呼吸リハビリによる運動療法があります。
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肺がん
肺がんの罹患者数は年々増加しており12万人を超えて増加しています。2020年のがん死亡者数の順位は男性1位・女性2位ですが非喫煙者の女性罹患者数が増加してきております。特に60歳以降になると急激に増加しています。無症状で偶然レントゲンやCT検査で発見されるもともあります。レントゲン写真では小さな癌は肋骨や血管陰影などの重なりがある場合もありわかりにくいこともあります。
治療
原発性肺がんと転移性肺がんによって治療などは異なってきます。当院では呼吸器専門医による気管支鏡検査による精密検査を施行しています。
皮膚科
特色
皮膚の悩み全般に治療を行います。
主な対象疾患
かゆみ・湿疹・ニキビ・アトピー性皮膚炎・水虫・いぼ・やけど・巻き爪・皮膚角化症・疥癬など
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いぼ
液体窒素をもちいた冷凍凝固法、電気メス法にて治療します。
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痒み・湿疹
乾燥による痒みや食べ物・アレルギー物質との接触による湿疹など内服薬とともに塗り薬にて治療を行います。
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ニキビ
かつては青春のシンボルと言われていた時代がありましたが、現在では的確に治療を行えばかなり抑えることが可能になりました。塗り薬にアクアチムクリームと内服薬にミノマイシン(抗生剤)とビタミンCで治療を行います。
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みずむし
水虫は、白癬菌でカビの一種です。皮膚に直接触れるだけで感染してしまうので、ご家庭では注意が必要です。足の指の間がジュクジュクしたり足の裏が固く厚くなる事があり、かゆみは人それぞれです。爪に入り込んでしまうと爪白癬となり、爪が生え変わる期間治療が必要となります。
泌尿器科外来
市野医師からのひとこと
泌尿器全般を診療させていただいています。以下のような症状がある方は、
お気軽にご相談ください。
(症状)
「尿の回数が多い」「夜中にトイレに行く回数が増えた」「尿が出ずらい」
「ふんばらないと尿がでない」「急にトイレに行きたくなる」「トイレに行く前にもれそうになる」
「トイレに行っても尿が残っている感じ(残尿感)がある」「赤い尿(血尿)がでた」
「いつもより尿が赤い気がする」
お気軽にご相談ください。
(症状)
「尿の回数が多い」「夜中にトイレに行く回数が増えた」「尿が出ずらい」
「ふんばらないと尿がでない」「急にトイレに行きたくなる」「トイレに行く前にもれそうになる」
「トイレに行っても尿が残っている感じ(残尿感)がある」「赤い尿(血尿)がでた」
「いつもより尿が赤い気がする」
糖尿病・甲状腺・内分泌外来
松尾医師からのひとこと
糖尿病をはじめとする生活習慣病や甲状腺などの疾病を診療しております。何でもご相談ください。
婦人科検診
日本産科婦人科学会専門医
垣添 恵美子 医師
対応曜日:第2・第4水曜日午前(健診センター)
垣添 恵美子 医師
対応曜日:第2・第4水曜日午前(健診センター)
垣添医師からのひとこと
健診センターにて婦人科検診を担当しています。気になる症状などありましたらお気軽にご相談ください。
子宮頸がんは、検診によりがんになる前の段階でも発見できます。是非、定期健診を受けてください
子宮頸がんは、検診によりがんになる前の段階でも発見できます。是非、定期健診を受けてください